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それでも、生きてゆく①

おばんです。


先日懐かしい友人に会えたのも水星逆行のおかげだなと思うバヂルです。
みなさま、いかがおすごしですか?


すっかりブログをご無沙汰してしまいごめんなさい。


前回の記事の終わりに
「それでも、自分を許し、ひとを許すことに
人間として生まれてきた価値があるのだと思いますし
それが海王星魚座時代に我々が学ぶことなのだと思います。」


と書いております、そのドラマをご紹介したいと思います。


タイトルにもありますが、「それでも、生きてゆく」というドラマで
2011年夏にフジテレビで放映されました。


私はテレビを観ないので
リアルタイムで観てなかったのですが


たまたま去年のいつだったか忘れましたが
ネットで何かを検索している時に
このドラマの存在を知りました。


YouTubeで動画を観て
あまりにも心が揺さぶられて
DVDを即購入し、それから何度も観ました。


ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
このドラマは神戸で実際におきた中学生の幼児殺人事件をベースに
家族を殺された被害者家族と幼い女の子を殺した加害者家族の物語です。


私は、こんな重く暗く難しいテーマをよくドラマにしたなと驚きました。
それと同時に複雑でデリケートな問題を真っ正面から捉え
表面的な勧善懲悪のお涙頂戴なドラマではなく
人間の心の奥に踏み込んで絶望と希望を見事に描いた作品だと思いました。


役者の方々もみなさん演技派揃いで素晴らしいのですが
なかでも幼い我が子を殺された母親役を演じた大竹しのぶさんの演技力は
素晴らし過ぎて恐いくらいです。


自分が留守のあいだに幼い我が子を殺され
ただでさえ自分を責めて苦しんでいるのに
目を離した母親の責任だと世間からは責め立てられます。


事件発生から15年ものあいだ
何事も無かったことのように振る舞いながらも


裏では


なんの罪をない我が子を理由なく殺された恨みを
加害者家族に執拗な嫌がらせを繰り返していた母親(大竹しのぶさん)が
いままで隠していた自分の心情を吐露する場面があります。(第5話)


10分にも及ぶ長セリフですが
母親の感情を見事に言葉で表現したセリフなので
私が下手に細工すると、その素晴らしさが伝りきらないかもしれないので
セリフそのままを記載させていただきます。


*************************************************************



あれから15年経って、今の私は人から見たら随分と落ち着いてるように見えるかもしれません。

でも、本当は違うんです。

私、みんな、私と同じ目にあえばいいのにって思って、ずっと生きてきました。

優しくされると、あんたに何が分かるの?って思いました。

子ども連れた母親見ると、疎ましく思いました。

前向きに生きようって言われると、死にたくなりました。

ごめんなさい。

私はずっとそういう人間です。

ああ、ダメだ、ダメだ。

人、愛そう。

前向き、なろう。

そう思った5分後に、みんな死ねばいいのにって思っていました。

ごめんなさい。

母親から子ども取ったら、母親じゃなくなるんじゃなくて、人じゃなくなるのかもしれません。

森の中歩きながら、今日私はこのまま死ぬんだろうって、他人ごとみたいに思ってました。

森の向こうで地面が青く光っているのが見えて、

「あぁ、あれか。あそこで、あそこで亜希は……」

って思ったら私、走りだしてました。

「あぁ、ごめんね、亜希、ごめんね、亜希、ずっと来なくて、ごめんね。
待ってたね、ずっと、たくさん待ってたねえ」

そこで、

亜希の夢見たら、消えていこうって思いました。

夢に出てきたのは……、

あの少年でした。

私、「亜希が何したの? 亜希がどんな悪いことしたの?」って訊いたけど

少年は何も答えてくれなくて、ただ私を見返してました。

その時、気付きました。

ああ、この子、この子と私、同じ人間だって。

人辞めてしまった人だって。

ああ、目覚まさなくちゃって思いました。

このまま死んだら亜希が悲しむ。亜希に嫌われる。

そう思えたら、初めて、、、生きようかなって思いました。

亜希の分まで。

生きようかな、って。

目覚ますと、湖の水で何度も何度も顔を洗いました。

昔、亜希が殺された時、いろんな人がいろんなこと、言いました。

時代のこととか、教育のこととか、何か少年の心の闇とか、少年法だとか、

理由を解明すべきだとか言って、いろんなことを言いました。

何を言っても今更時間は戻らないって言いました。

私、何を言ってるか、わかりませんでした。

分からないから、なんだか、よく分からないから、

私が、私が、放っておいたから亜希が、亜希が死んだんだって思うようにしました。

私が道変えたから、私がスカート履かせたから、亜希は死んだんだって。

そうやって、少年のことは考えずに来ました。

だけど、、、だけど、、、そうじゃない。そうじゃないの。

私は誰かじゃないから、私は、私は新聞の記者の人じゃないから、私は偉い大学の先生じゃないから、

私はただの母親だから、理由なんかどうでもいいの。

私は、私はただのお母さんだから、私が言いたいことは……、ひとつしかないの。

私が言いたいことは、ずうっと、ひとつしかないの、ないの。

亜希を返して、って。

亜希を返してって。亜希を返してって。亜希を返してって。

私が言いたいことは一つしかなかったの。

私、あの少年に会いに行きます。

会って、亜希、返してもらいます。



****************************************************************


自分も加害者の少年と同じだと気づいた被害者の母親は
おのれの醜さに思わず悲鳴を上げます。
あぁ、私もおんなじだ、と。


ずっとずっと、15年ものあいだ、
一度も誰も許したことがなかった母親。


事件のときに
自分自身を殺してしまった母親。


加害者家族だけではなく
自分の家族をも罵倒し
自らも罵倒していた母親。


あまりの絶望に生きる希望をなくし
生ける屍のようだった母親が


目を覚まし
再び生きようとする。


「被害者」と「加害者」という対極であった立場が
実は同じであった、ということ。


それに気づいたことで
ようやく「私」として再び生き始める姿は
心が震えます。


大切な我が子を殺されたのだから
許そうなんて、そう簡単に思えないでしょう。


それでも、残りの人生を生きるために
このまま逃げ続けるのではなく
向かい合おうと前に進み始めます。


その後、生きるために
どのような答えをだしていくのかを
次回ご紹介したいと思います。


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プロフィール

Ms.Bazil

Author:Ms.Bazil
西洋占星術と衝撃的な
出会いをし独学で勉強。
その後より理解を深める
ためMs.Patchouliの元で学ぶ。
独自のキャラクターを生かし
パワフルで周りを明るくする
講師スタイルが人気。
星の言葉を通して自分自身を
より深く知ること、自分の
可能性に気づくこと、実生活に
活用する面白さをひとりでも
多くのひとに伝えられるよう
京都を中心に活動中。

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