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ファミリーアフェア②

おばんです。


まんまるな満月を観ると月見うどんが食べたくなるバヂルです。
みなさま、いかがおすごしでしょうか?


さて、ひっぱりにひっぱってしまいましたが
前回「8月の家族たち」からみる冥王星の考察の続きを書きたいと思います。


冥王星について書くと
どうも重いテーマになってしまうのは


占星術でいう冥王星が
月と並び本能的な欲求ですが
安心安定という基本的な欲求と違って


自分を他よりも
優位にたたせようとして闘う
とても動物的な生存欲求を表します。
(蠍座の副ルーラーは火星)


死に直結するような強烈な体験のときに発動する
普段は隠された力であったり


裏社会に潜むヤクザのような
非人道的な非合法的な一面も表します。


例えば、映画「レオン」で
ジャン・レノに人殺しの依頼をするおじさんのお店は
表向きはイタリアン・レストランとして社会に適応してるけれど
お店の裏に行けば、武器や麻薬やらマフィアの裏家業を営んでいる、というような


生き残る為に
邪魔な人間を消すことも
味方を裏切ることも辞さない面もあります。


裏社会を牛耳るドンとか
「裏切り者には死を」のイタリアン・マフィアとかね。
北野武監督の「アウトレイジ」とかも冥王星ですね。


大勢のヤクザがギラギラした目で相手を恫喝してますが
本当はいつ自分の命が奪われやしないか、裏切られやしないかと
死ぬ程恐れている。


そんな一面もあるエネルギーなんですが
裏社会に限ったことではなく
案外身近なところでも冥王星が見え隠れしております。


そのわかりやすい例が
「8月の家族たち」なんですが


毒舌で強烈で支配的な
メリル・ストリープが演じる母親のバイオレットの
夫・ベバリーは


妻とは正反対の
陽気で朗らかな性格をもつ妹・マティと
過去に肉体関係に持ち子供も生まれ


長年隠し続けることへの罪悪感で
自殺します。


秘密を墓まで持っていこうとしたのですが
本当はバイオレットにもバレていました。


ところどころバイオレットの口から語られる
「私は何でも知っている」というセリフから


彼女を裏切った夫と妹に対する憎しみと悲しみが
じわりじわりと彼女を精神的にも肉体的にも
極限まで蝕んでいることが伺えます。


裏切られた悲しみ
裏切った者への憎しみと復讐心
不甲斐ない自分を責める気持ち
愛する者に優しくできない自分
自分の弱みをみせることの恐怖
ダメな妻・母親だと責められることへの恐怖
誰にも相談することができない孤独感
家族への不信感
救われたい自分
許されたい自分・・・etc


ありとあらゆる心の葛藤の中で
バイオレットはそれを隠すように


自分を正当化するため
周りの悪を攻撃し
ますます孤独感を強めていきます。


事情を知らない3姉妹たちは
夫に先立たれ年老いた病気の母親を
労りサポートしようとするのですが
どこかギクシャクしています。


母親に似て独善的で正義感の強い長女は
母親と同じ様に浮気した旦那を責め
14歳の娘には煙たがられながらも
自分を正当性を訴えます。


次女は3姉妹の中でひとりだけ
両親の近くに住み、いままでもなにかと世話をしていたのですが
心底頼りにされていないことがわかっていながら
家族から離れられない自分に嫌気がさしています。


三女は、自由奔放にみえますが
多少問題ありの生活を繰り返し
いまだに家族からみそっかす扱いされることに
疎外感と反抗心から道化のふりをして
真剣に関わろうとしません。


お互い労り合いたいのに
過去のわだかまりが邪魔をして
取っ組み合いの喧嘩や
冷ややかな会話ばかり。


そんな中
次女の恋の相手が
従姉妹ではなく腹違いの兄弟だという事実を
長女が叔母から聞かされます。


次女が深く傷つくのが目に見えるので事実を隠しながら
ふたりの関係をやめるように必死で説得する長女を尻目に
母親が、ふたりは兄弟であることをバラしてしまいます。


あまりのショックで家を飛び出して行く次女。
父親と叔母の関係を実はとうの昔に知っていたことに長女は驚きます。


が、その後母親から
父親が自殺する前に母親と和解しようと連絡していたこと、
それなのに、母親は自殺しようとしている父親を止めずに
夫婦の財産を自分のものにしようとしたことを聞かされ愕然とします。


あげくのはて
父親が自殺したのはお前のせいだと罵られ
最後まで残って責任を果たそうとしていた長女までもが
家を飛び出していきます。


そしてラストは
家族に見捨てられ孤独と失意の中
悪態をついていたネイティブ・アメリカンの家政婦の元に
すがつき泣き崩れる母親・バイオレット。


家を飛び出した長女・バーバラの
絶望と希望が入り交じった表情で
この映画は終わります。





ここまで極端なことはないにしろ
多分どこのご家庭も
何かしらあることだと思いますが


私自身も大人が傷つけ合う空気を感じながら
子供時代を過ごしてきたので


家族に対して
大好きだけど、好きだけではない
あまり大っぴらに言うには憚られる感情もありましたから
色々考えさせられます。


ただこの年になり
自分だけではなく
自分以外の家族の気持ちを理解することができて


またそこから
相手も自分と同じ様に
家族を想っていたことに気づいて
ようやく楽になれました。


みんな、愛されたくて
見捨てられるのが怖かったんだよなー、と。


生き残るために
自己防衛のために


子供の頃に身につけた
虚勢や嘘が


いつのまにか
自らの内側に食い込んで
血を流し続けていること。


それを隠そうと
相手に正論をぶつけて闘っても
なんの解決にもならず
かえって被害を大きくしてしまうこと。


お互い大好きなだけに
とても切ないですね。


しかし別の見方で言えば


それだけ傷つくということは
自分の中に深い愛情があるからこそだと思います。


「これが得られるなら何もかも失ってもいい」という気持ちもあれば
「失うのが怖いから欲しくない」という気持ちがありますものね。


ひとを愛するって
悲喜こもごも色んなことがありますが


その色んなことが包括された混合物の
闇や喪失感や深い悲しみを認めることで


自分も相手を真摯に愛する力が
新しく再生されるのではないかと私は思います◎



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最後までお読みいただきありがとうございました☆




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プロフィール

Ms.Bazil

Author:Ms.Bazil
西洋占星術と衝撃的な
出会いをし独学で勉強。
その後より理解を深める
ためMs.Patchouliの元で学ぶ。
独自のキャラクターを生かし
パワフルで周りを明るくする
講師スタイルが人気。
星の言葉を通して自分自身を
より深く知ること、自分の
可能性に気づくこと、実生活に
活用する面白さをひとりでも
多くのひとに伝えられるよう
京都を中心に活動中。

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